あれから…

最終更新から3年が経った。

スワッピングを初めてしてからだともう10数年。

希も自分ももう40手前。

若いころは40歳なんていい歳したくたびれた大人だと思っていたけど、全然子供。
子供のまま歳を取って死んでいくのかもしれない。



もはやノンタンと呼ぶのも違和感があるので、いつも通り希って言っておく。

希と自分は、今も仲良し。
夫婦と言うより、戦友。
子供2人は幼稚園に通っていて、そんなに手がかからない。

自分ごとだが、ありがたいことに会社でも出世して、年収は大台に乗った。


希とは、セックスはもうしていない。
厳密に言うと、本番はしていない。

たまに乳首を舐めてもらって、手コキをしてもらうくらい。
希とは、もうそれで十分。(冷めているわけではなく)

圭君は、真面目に会社員をやっていて、嫌味のないイケメンビジネスマンになってしまった。
巨根童貞をここまで立派に育て上げた希の貢献はすさまじい。



モモは3年前に子供を作ってから、ずっと子作り。今3人目作ってるとこ。
限界が来るまで子作りしたいらしい。(お金持ちだからいいのかな…)

正直、おっさんの事は気に食わなかったし、
ちょっと険悪な時期があったけど、今ではなんだかんだ仲がいい。

モモ公認で、子作りの動画を送ってくる。
あれだけHに奥手だったモモも、スワップやオラ男との同棲を経て、変態オヤジの調教を受け、
ここまで性欲最強変態モンスターになれるのかと感心する。




希の話に戻すと、
希と圭君の関係は、ずるずると続いていた。

数年も経つと、もはや隠すなんて現実的ではなく、
希からも、もうわかってるよね…?的な雰囲気を出してくるし、
こっちも事実上、黙認しているスタンスを取っていた。

圭君に抱かれる希を想像する方が、
まだ希に対して、ドキドキし続けられそうだと思っていたからかもしれない。


そして一年前、希から告白された。
圭君が好きだと。
これは、多分もう変わらないと思うと。


ついにきたか…と思った。遅すぎるくらいだった。

離婚したいのか?って言ったら、
今の関係は変えてたくないと言われた。

自分もそうだったし、痛いほど気持ちはよくわかった。
だから、否定はしなかった。

モモの旦那のおっさんに相談したら、婚外恋愛ってことにすればいいと言われた。
婚外恋愛なんて言葉すら知らなかったのだが、なるほど、それもありかなって思えた。


そして、それを二人に提案してみたのだが、
圭君に「婚外婚」にしませんか、と言われて、思わず笑った。

圭君は今や離れに住んでいる親戚のおじさんくらいの距離感で、
なんか憎めないキャラ勝ちな気がする。


翌日、高くてきれいな指輪を新調する二人。

それを見て、なんだかんだ関係性が壊れる可能性あるのかな~と懸念には思っていたが、
婚外婚一年たった今、破壊的な変化はなかった。

その辺圭君も塩梅が上手い。
こっちがむしろ刺激に感じて興奮できるくらいの絶妙なラインを責めてくる。

・デートに行くと堂々と言うようになった。(隙間時間だけど)
・ちらっとみたら、手の指を絡めているときがある
・キスマークを我慢しなくなった
・希がエロい下着を隠さなくなった
・バイブとか夜のおもちゃが寝室の隠し箱に設置されるようになった
 (希は数年前はエグイおもちゃはなんか違うって言ってたのに、エグイのしかない)
・希から乳首舐め手コキの時に、圭君とのセックスの話がでるようになった(滅茶苦茶デカくて無限に気持ちいいらしい)
・圭君が夜に家に泊まるようになった

いざ書き始めるとキリがないなと思ったが、
どれもジワジワくるやつばかり。

ちなみに、セックスを禁止されてるわけではない。
もう本番は疲れた…。歳なのかな




そして本題。なんでこのブログを久々に書こうと思ったかと言うと、
希から、人生の最後に、もう一回挑戦してみたい。と言われたから。


圭君と結婚しなくていいから、圭君の子供が欲しいって。

それはキツイ!って始めは言ったけど、
希の熱量や、久しいあきらめの悪さ、
なんだかんだ家族とも圭君とも上手に身をこなす姿を見ていたら、
それも悪くないのかな…。と思えてきた。


そして、今月から、危険日を目がけた中出しフェアが開催されることになった。

産婦人科から最適な日を聞いて、万全の体制で臨んだのが、今夜。

中出しだけされて、帰ってくるからと言っていたが、
いや、もういいよ、朝までイチャイチャすればええやん…。って言ってしまった。
そんなとこだけ気を遣われたら、自分が可哀想なやつっぽくなるし。


今月できなければ、来月・再来月も続く。
当然、絶対できるわけでもないし、リスクも大きい。
でも、希の挑戦したいという熱意を止めるのは違うなと思った。

セックス中の動画送ってねと言ったけど、
結局この時間まで待っても送られてこなかった。

3時にこれを書き始めて、今5時。

二人は多分0時から初めて、4時まで返事があったけど、
さすがに返事がないから寝たんだと思う。

今まさに、圭君の精子が希の…
とか気持ち悪い想像しかできなくなってきたのでこの辺で。

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プロフィール

so6ta6

Author:so6ta6
■早漏太郎(書いてる人)
某所で早漏太郎と名付けてもらった。気に入っている。
普通のサラリーマン。
(本名)君とよばれているが、太郎君と書き換えている。

■モモ
早漏太郎の奥さん。5歳下。
超絶人見知り。そのくせさびしがり屋。
パッと見ると頼りないけど、割としっかり者で、たまに頑固。
昔はケーキ屋でバイトしてたけど、今は可愛い系のアパレルの販売員。
背が低い。貧乳だけど、本人いわくちゃんと膨らんではいるらしい。
でも顔が小さくて、とにかく顔が可愛いのが自慢。

■ユウさん
輸入系の会社の人。多分3、4歳上。
お酒が全般が好きで、特にワインが好き。
たまに海外に出張に行っている。
いつも大人雰囲気を醸し出してて優しい。
でも遊び心もあって、すごくモテてきたタイプ(多分)。

■ノンタン
ユウさんの奥さん。
サバサバしてて裏表がない。
一見ドライな感じだけど、付き合いが長いとみせる、内面はばりばりの女の子って一面が可愛い。
あとおっぱい大きくてエッチもノリノリ。
昔は事務職やってたけど今はやめてカフェでバイト。
ノンタンという呼び名は早漏太郎の元カノが命名。本人は嫌がっていた。今はもう慣れてる。

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