30 副妻とエッチ

雑魚寝してしまった後、相変わらず寝つきが悪いので何度か意識だけうっすら起きてしまった。
爆睡していたのでぼーっとしていたけど、誰かブランケットかけてくれてるなーって事には気付いた。

そしたら自分の目線の下の方で物音がしてる。
ひょっとして…って思って、そっちに気付かれない程度に体を向けた。

案の定モモとユウさんだった。
小さいライトもついていない状態で、シルエットでしか二人が見えない。
こちらに気付かれないように、かなり音には注意していたみたいだけど、
明らかにキスをしている音がする。

自分とは少し距離はあったけど、ノンタンがかなり至近距離で眠っている状態で、
そのくらいならノンタンは起きないだろうと踏んでいたみたい。

「やっぱり…だめです…」
消え入るような声でユウさんに訴えているモモ。
ただ、本気で抵抗している感じはしなかった。
多分、そのやりとりはすでに済んでいて、
今はユウさんからのキスをうやむやに受け入れている状況のようだった。
モモの言葉はお構いなしにキスを続行するユウさん。
ただ、音をたてないように神経を使っているのか、控えめな感じはした。
とはいえ緊張感が半端ないのか、二人とも十分興奮してるってのはわかった。

目が冴えてきて、月明かりで若干だけど二人の体勢がわかった。
モモがソファで仰向けになっていて、ユウさんが上から覆いかぶさっていた。
モモは抵抗してた時の名残か、ユウさんの胸を両手で押し返すようなポーズをとっていた。

ユウさんがモモの耳にキスを始める。
それにはさすがに耐えられなかったのか、
「んっ…」
って少し声を出して反応してしまうモモ。
「しー…」ってユウさんのジェスチャーに
おそらくモモは「だって…」って小さくつぶやいていた。

服の上から胸を触るユウさん。
ビクッ…って体は反応するけど、声は必死に抑えているモモ。
しばらく、キスと胸の愛撫が続く。
途中で上着の裾から手を入れて直接触るユウさん。
モモは明らかに気持ちよさそうに身をよじっていたけど、
ただ声を出さないように必死になっていた。

胸の愛撫をひとしきり終えて、ユウさんが手をモモの股間に持っていく。
モモはそれはだめ…って感じでユウさんの腕をつかんで止める。
だけど止めきれなくて、ユウさんの手が下着に触れたようだった。

クスってユウさんが笑う。
そして、「ぐっしょり…」ってモモの耳元でささやいた。
モモは首を恥ずかしそうに振っていた。

ぴちゃって水音が聞こえた。
そして、断続的に水音が部屋に響く。
「んっ…!」
さすがにそこをせめられると声が我慢しきれないのか、
さっきまでより少しだけ大きな声になっていた。

そしたら、またユウさんがクスクス笑っている。
「ちょっと…止まんないよ…」
その時水音はぴちゃぴちゃと止まらなく続いていて、
モモの潮が止まらないようだった。

「はぁ…あっ…」
もう声を我慢をする余裕がなさそうなモモ。
「どうしよう…」
「ん?」
「もう…無理…」
かすかな声で会話する二人。

「ねえ…入れていい…?」
「だめ…」
「なんで…?」
「だって…二人ともいるんだよ…」
「こっそりやれば大丈夫だって…。」
「無理…。こんなの…絶対ばれる…」

「はは、そっか…さすがにきついか…。ばれるのは別にいいんだけどね…。」
って残念そうなユウさん。
さすがにこの場で俺とノンタンを起こしてしまうのは気まずとおもったのか
ユウさんは挿入をあきらめたようで、モモに重なるように体を預けていた。

モモはユウさんの体を受け止めて、ユウさんの背中に手を回す。
しばらくお互いの体のぬくもりを感じあうように抱きしめあってる。
モモの脚の間にユウさんの体が入っていて、正常位と同じ体勢だった。

モモは脚を広げてユウさんの腰をはさむような体勢だった。
ユウさんはモモの股間に自分の腰を押し付けているな感じ。
モモも腰をもぞもぞ動かしては、たまにエロい声を漏らしている。
暗がりだったので、はっきりとは分からなかったけど、
モモの興奮は全然おさまっていなかったみたいだった。

そんなモモを見て、ユウさんが全部お見通しって感じで、
「入れたいんだ?」って意地悪っぽくささやく。

「え…でも…」
「2階、行こう」
「…そんな…」
「心配ないから。」
モモの返事を待たずに、ユウさんがそろっと立ち上がる。

「ほら…おいで?」
「だめ…ばれちゃう…」
「ダメなことしてるわけじゃないじゃん。堂々としてればいいって。」
「それは…そうかも…ですけど…。」

「はやく。おいで。」
ってユウさんに引っ張られて、結局立ち上がろうとするモモ。
そこで、ユウさんがハッと気付いた感じ。

「あ、そうだ。モモちゃん、今寝室汚いから、ちょっと片付けていい?」
「え、あの…それは大丈夫ですけど…。」
「じゃあ、待ってて。」
「えと…私もお手洗いに…。」
「うん…。じゃあ、終わったら迎えに来るよ。」
「いえ…大丈夫です…自分で…。」
「いいから。」

ユウさんが寝室に上がって行くのを確認して、モモもトイレに向かった。
すぐにユウさんが戻ってくると、丁度モモも戻ってくる。

「さ、おいで?」
「え…」
「ほら。」
「…うん。」

そして、モモをひょいってお姫様抱っこで担いだ。
いつも通りって感じで、さも当たり前のように受け入れていた。

そして、ユウさんが「チュウは?」ってモモに囁く。
「調子に乗ってたら…起きちゃいますよ…」
そう言いつつも、モモから恥ずかしそうにユウさんにキスを始めた。
そして、ねっとりとディープキスを交わしたまま、ユウさんが寝室へ移動し始めた。

そして、俺ももう限界だった。
興奮度合いが半端なくて、自分で処理したくて仕方なかった。
ただ、ここでごそごそ動くと絶対にばれると思って
必死で動かないように、変な音を立てないように神経を使いまくっていた。

さすがにあんなに濃厚なのを見せつけられてしまっては続きが気になって仕方ない。
なのでとりあえず自分も寝室に行ってみることにした。
寝室の扉をはさんで声だけでも聞ければ…って感じだった。

二人と鉢合わせしないか気を遣いつつ、そろそろと寝室へ。
こっちの物音には気付かれないように注意しながら、急いでドアのそばに近づいた。

「途中で起きたらどうするんですか…」
「別にいいじゃん。説明すれば。」
「でも…」
「それよりほら。さっきの続き。」
「えー…」
「キスしよ…」
「もう…」

しばらく無音の状態が続く。
時々ちゅっ…ちゅっ…って音は漏れてくるけど、ほとんど無音だった。

「顔が一気にエロくなったよ…」
「ユウさんだって…」
「そう?顔変わる?」
「うん…」
「どんな感じ?」
「なんか…男っぽい…かお…」
「ふーん…そんな風に見てたんだ…」

「あぁっ…」
モモが、ずっと待ちわびていたようなそんな感じの声をだす。
「モモちゃん…それはさすがに声出し過ぎかなぁ…」
「だめ…無理…。あぁぁ…。」
「俺はばれてもいいんだけどね…。でも我慢するんでしょ…?」
「無理です…これ以上は…」

「声我慢できないとか…エロいなぁ…」
「だって…」
「気持ちいいんだ?」
「はぁぁ…。うん…。」
「可愛い…」
「やっ…。そんな触り方…しないで…」
「感じちゃう?」
「うん…」
「いいよ?もっと感じて…?」
「だめ…声が…」
「はは…ちょっと待って」

「音楽かけよっか」
「えっ…そっちの方が下にばれちゃう…」
「どうせばれるし、いいんじゃない?下にも察してもらえば。」
「そんな…」

そして、部屋のオーディオの音が聞こえてきた。
そこからはモモの高い喘ぎ声がたまに聞こえるくらいになってしまって、
会話が一切聞こえなくなってしまった。
これ以上ここに居ても意味ないなぁと思い、

ビデオをユウさんが持ってたら気を利かせて録画でもしてくれたのになぁ
って自分がビデオを持っていることを後悔しつつ1階のリビングに降りた。

完全に目が覚めてしまったので、とりあえずノンタンの横に寝て、携帯を弄っていた。
すると、ノンタンが珍しく目を覚ました。
「ん…太郎君起きてたの?」
「うん…目がさめちゃった…」
「そっか…」

「あれ…ユウは?」
「寝室。」
「うわ…一人だけちゃっかり…。」
「いや、モモも行ったよ…」
「えっ…。あぁ…そういうこと。」
ノンタンがすべて察したような表情。

「ほんと、好きだねぇ…」
そう言うと、ノンタンが俺にギュッと抱きついてくる。
「こら…ノンタン…」
「いいじゃん、あっちも楽しんでるんだし…。」
「ノンタンも好きだね…。」
「当たり前でしょ…。」

ノンタンから嵐のようにキスを浴びて、さっきの興奮もあってか、
俺も本気になってしまう。

そして、そのまま、2回くらいエッチをして朝を迎えた。

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これもう一回更新あるんですか!?
生殺しです 笑

モモちゃんゆうさんに拐かされてるねー。たまらん。ベッドでの一発がどんな感じかすげえ気になる!
太郎ちゃんのことだからこのあとにもう一発弾を用意してるはず。

イケない話しが続きます(笑)はやく、とっておきお願いします(笑)

太郎ちゃん焦らすねー。。
他の方が言ってるもう一発用意してるってのを期待します!!
モモの描写の最後まではよ!!

あえてモモの本格的な絡みは控えてるなー。ここでくるのか、また別のテーマの時にくるのか。
楽しみやねー。

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ユウさんは最近のよりこれくらい余裕がある感じのがいいわ
肝心な部分は省略されちゃったけど…
ノンタンよりモモのが好きだからがっかりしたのかもしれん

でもエロ描写は良かった!

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No title

これって、本当は浮気エッチだよね。
前は、モモは謝ってたけど、今度はどうだったのかな。
またやったってことは、前回のことに関してはやっちゃいけないことだったというレベルの謝罪ではなかったわけで、前回、今回のタイトルにあるように、本妻、副妻との感覚で、すでに実は心も共有妻になってたってことですね。
どちらにせよ。モモにしてもノンタンにしても、男としてのランクはユウさんが一番ということがよく判った。もちろん、太郎さんとするときも楽しんでいるようだけど、純粋により深い絶頂感を与えてもらってるのはユウさんなんだなぁ。
もちろん、モモにとって一番大事なのは太郎さんなのは変わらないけど、体の相性はユウさんが一番になってしまっているのということに太郎さんに対する申し訳なさを感じているように見えます。ノンタンも太郎さんと2人きりの時は太郎さんが一番というような行動をとってるけど、実際にユウさんとの行為を見てると気をつかってくれてたんだな、と感じられました。
太郎さんは寝取りより寝取られの方がより萌えるようなので、理想的な状況になりましたね。
だけど、共有妻になっているのなら、もうどっちの子供を孕んでもOKって感じでしょうか?
太郎さん的には、心の奥底では実はモモがユウさんの子供を孕まされるという悪魔的なシチュエーションを望んだりしているのでしょうか。

更新ありがとうございます。忙しいと思いますが、頑張って下さい。

今日も更新お願いします

更新お願いします。

No title

浮気エッチを含めて交換を楽しんでいる感じがでててとてもいいと思います!
ほんとさいこー!

明日から仕事なんで、元気になる為にも更新お願いします。 この連休も交換中かな?

ユウさん女性をコントロールするのがうまいんだろうね。
いいパートナー出会えたよなぁ。

放置プレーはエロモモだけにしてください!!

別に金取ってる訳でないんだし、いつUPしようが作者の勝手じゃね?
まあ期待はしてるが、執筆に影響される方がイヤだな。
まあ作者あんま気にしてなさげだが

続きお願いします

No title

忙しいのでしょうか?早く続きをお願いします。
モモを最後までたっぷりとお願いします。

No title

無理言うなよ
自分のことしか考えられないの?

せめて近況報告だけでもしてー!!
忙しいの??

プロフィール

so6ta6

Author:so6ta6
■早漏太郎(書いてる人)
某所で早漏太郎と名付けてもらった。気に入っている。
普通のサラリーマン。
(本名)君とよばれているが、太郎君と書き換えている。

■モモ
早漏太郎の奥さん。5歳下。
超絶人見知り。そのくせさびしがり屋。
パッと見ると頼りないけど、割としっかり者で、たまに頑固。
昔はケーキ屋でバイトしてたけど、今は可愛い系のアパレルの販売員。
背が低い。貧乳だけど、本人いわくちゃんと膨らんではいるらしい。
でも顔が小さくて、とにかく顔が可愛いのが自慢。

■ユウさん
輸入系の会社の人。多分3、4歳上。
お酒が全般が好きで、特にワインが好き。
たまに海外に出張に行っている。
いつも大人雰囲気を醸し出してて優しい。
でも遊び心もあって、すごくモテてきたタイプ(多分)。

■ノンタン
ユウさんの奥さん。
サバサバしてて裏表がない。
一見ドライな感じだけど、付き合いが長いとみせる、内面はばりばりの女の子って一面が可愛い。
あとおっぱい大きくてエッチもノリノリ。
昔は事務職やってたけど今はやめてカフェでバイト。
ノンタンという呼び名は早漏太郎の元カノが命名。本人は嫌がっていた。今はもう慣れてる。

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