47 こっそりいちゃいちゃ
長期交換が終わって、俺とノンタンは最高潮に欲求不満だった。
なので、本来の夫婦に戻ってから、たっぷりそれぞれにエッチをして解消した。
モモとエッチするとき、ちょっと乳首を転がしただけで
相当敏感に反応していて、面白くて何度もいじめてしまった。
(この後ビデオ見て、ユウさんからきつめにいじられて敏感になってたんだって知った)
モモとのエッチはもちろん充実していたけど、
やっぱりノンタンの胸が恋しいなって内心思ったりもしていた。
するとエッチ中、モモが「なんか、別の事考えてた?」って聞いてきた。
「いや、別に?」
「ノンタンさんとしたかったなーとか?」
「ははは、それはあるかも!」
「ひどい!今は私のセクシーな体を堪能しろっ!」
モモが冗談っぽくむくれて、俺にチョップする。
「モモこそユウさんの顔浮んでたりして。」
「えー。そんなことないよ?」
「エッチしてるとき、ユウさんの事思い出したりしないの?」
「気持ちいいとき余裕ないし、それはないかなぁ。」
「じゃあ、普通の時は?一人でいるときとか。」
「えっ…。どうかな…。」
「別にしたければしていいよ。俺がAV見るのと同じでしょ?」
「え…?エッチなビデオ、まだ見てるの?」
「そりゃ、たまには。」
「ふーん…。」
モモがちょっとふくれた表情になる。
でも昔は、私がいるのに見ないで!って声を荒げてたことを考えると、
モモもかなり寛容になってきたなぁと思った。
なので、本来の夫婦に戻ってから、たっぷりそれぞれにエッチをして解消した。
モモとエッチするとき、ちょっと乳首を転がしただけで
相当敏感に反応していて、面白くて何度もいじめてしまった。
(この後ビデオ見て、ユウさんからきつめにいじられて敏感になってたんだって知った)
モモとのエッチはもちろん充実していたけど、
やっぱりノンタンの胸が恋しいなって内心思ったりもしていた。
するとエッチ中、モモが「なんか、別の事考えてた?」って聞いてきた。
「いや、別に?」
「ノンタンさんとしたかったなーとか?」
「ははは、それはあるかも!」
「ひどい!今は私のセクシーな体を堪能しろっ!」
モモが冗談っぽくむくれて、俺にチョップする。
「モモこそユウさんの顔浮んでたりして。」
「えー。そんなことないよ?」
「エッチしてるとき、ユウさんの事思い出したりしないの?」
「気持ちいいとき余裕ないし、それはないかなぁ。」
「じゃあ、普通の時は?一人でいるときとか。」
「えっ…。どうかな…。」
「別にしたければしていいよ。俺がAV見るのと同じでしょ?」
「え…?エッチなビデオ、まだ見てるの?」
「そりゃ、たまには。」
「ふーん…。」
モモがちょっとふくれた表情になる。
でも昔は、私がいるのに見ないで!って声を荒げてたことを考えると、
モモもかなり寛容になってきたなぁと思った。
そんなこんなで、長期交換の後まもなくしてユウさん宅で飲み会が開催された。
いつも通り、モモとノンタンが二人で料理作って、
みんなでいつもみたいにお酒も飲みつつ盛り上がった。
そこで、ノンタンが「また久しぶりに温泉でもいく?」と言い出した。
満場一致で賛成して、どこがいいかとか、どういうもの食べたいかで盛り上がった。
それから、ノンタンがパソコン持ってきて、それ見ながら、旅館とか観光地とか
みんなであれこれ言いながら探していた。
その途中モモがワンピースにワインを数滴こぼして、焦って洗面所に走って行った。
するとノンタンが「ユウ、洗濯機の横のシミ取り渡してあげて!」ってユウさんを派遣。
ちょうどいいタイミングだからと、自分もお手洗いを借りることにした。
トイレに向かう途中、ユウさんの声で「大丈夫?」って聞こえた。
モモが「小さいし、目立たない場所だから…」と返答していた。
そして、そのままトイレに入って用を足そうとしたら、
「こら…ユウさん。」
ってモモの声が聞こえた。
自分の存在を気づかれないように、洗面所の方に神経を研ぎ澄ます。
「どこ触ってるんですか…?」
「ごめん、ワンピース上げてるから、太ももがきわどくてムラムラしてきた。」
「ひどい…。こっちは必死でシミ取りしてるのに…。」
「てか、今日のメイク、いつもと違ってめっちゃかわいい…。」
「あ…気付いてくれてたんですね。ちょっと変えただけなのに…。」
「当たり前じゃん。どれだけモモちゃんのこと見てると思ってるの。」
「太郎君は、私が聞いても気付いてくれなかったですけどね…」
「そっか…。いやまあ、男は気づかないよ、普通は。」
「ふふ、ユウさんがすごいのか。」
「モモちゃんに対してだけだけどね…。」
「またそういうこと言う…。」
「愛の大きさの違いかもね。」
「…もう…そういうのいいですよ…。」
軽く流した感じだけど、声色がご機嫌な感じのモモ。
デレデレして喜んでるのかと思うと、胸がギュッとなる。
「パンツ見たいな…。」
「でた…。エロユウ。」
「そんなの前から知ってるじゃん。ほら、捲ってみせて?」
「だめですって…。」
「いいじゃん。ちょっとだけでいいから。」
「もー。いつも強引で困ってます…。」
モモがちょっとあきれ声。
「もう…ちらっとですよ…」
そのあとすぐにユウさんが「おっ…。」って声。
「タイツ越しってのもエロいなぁ…。」
「ちょっと…近いですよ…。」
「透け具合が絶妙…。ナイスチョイス。」
「そんなとこ考えませんから…。」
「匂い嗅いでいい?」
「こら、完全におじさんですよ…。」
「エロいの穿いてるんだね…」
「いちいち言わないの…。」
「普段もちゃんとこういうの穿いてくれてるんだ。」
「…べつに…。」
「普段も俺好みにしてくれてるんだね。うれしい。」
「もう…いいじゃないですか…。」
「もしかして、メイクも?」
「ちょっと濃いめの方が好きっていってたし…。」
「やっぱモモちゃん最高…。」
「もう…離れて…。今日はそういう日じゃないから…。」
「…ブラどんな感じだっけ?」
「ブラは普通です…。エッチなのは下だけ…。」
「どんなだっけ…見せて?」
「えー…。」
「ちらっとでいいから。」
「あー…。そんな顔されたら断れないじゃないですか…。」
ワンピースの裾を下から、胸が出るまで、
大きく捲り上げてる姿を想像する。
「おー…キャミもセットのやつか!」
「うん…」
「可愛い…。透けてんのエロいなぁ…。ほら、ブラ見せて?」
「ん…」
「いや、結構エロいじゃん…。」
「そうかな…まじまじとみないで…。」
「もうちょっと。」
「こら…。乳首はだめ!」
「あれだけいじめてるのに色も形も綺麗だよねほんと。」
「んっ…こら…。」
すると、ごそごそっと音がする。
「だめ…ユウさん…手解いて…」
「まだ。もうちょっとだけ…。」
「怪しまれちゃうから…。」
どういう状態かはわからなかったけど、ユウさんがモモを抱きしめているのを想像した。
「そういえばありがとね…。」
「え?」
「お盆明け電話してくれて。」
「ああ…。ううん…こちらこそ急だったのに。」
「お盆は毎日ずっとしゃべってたのに、それでも話尽きなかったね。」
「ふふ…うん。」
「電話ではエロ話できるようになったんだから、ラインでもね。」
「えー…。なんか…やだ…。」
「ほんと、普通の日に戻るとさばさばしてるよねー。」
「もちろんです!」
二人はそういっているけど、初めの方に比べたら、
普通の時でもユウさんに甘々な感じはする。
「ねえ、キスしよ…」
「だめ…これ以上はバレるから…。」
「電話でもしたい言ってたじゃん…」
「そういうことはちゃんと覚えてますよね…ほんと…」
そこから、ちょっと静かになったな、と思ったら、
静かに、ぴちゃぴちゃと水音が漏れてきていた。
「なんか興奮する…。」
「もう…やめにしましょうよ…」
「まだ。もうちょっと。」
「ああ…ん…」
すると、またキスの音。
モモの「ん…」って声が小さく聞こえてきた。
「なんか…浮気エッチみたいな感じ…」
「はぁぁ…これ…だめ…」
「浮気エッチ大好きだもんね…」
「そんなこと…。お願い…ストップ…。」
「あれ、キス嫌いになった?」
「そんなことあるわけないじゃないですか…。」
「隠れてやるだけでこんなに興奮するんだね…。」
「だから…やめましょう…。」
「クセになりそうだね…。」
「はぁぁ…。うん…。」
「エロい顔して…。浮気が板についてきたね。」
「ばか。」
「かわいい…。」
ちゅ、ちゅって何度もキスの音。
「パンツまでしみてるよ…。」
「言わないで…」
「早くモモちゃんのここに入れたい…。」
「だめ…ですよ…。」
「わかってるよ…。でも、モモちゃんは欲しくないの?」
「…。」
「にらまなくてもいいじゃん…。」
「そりゃ欲しいですよ…。でも今日はダメ…。」
「欲しいんだ…。立派な浮気妻だね。」
「…ひどい…言わせておいて…。」
「今度の土日はちゃんと交換の日だし、いっぱいしようね?」
「まあ、浮気じゃない日なら…。いっぱい…してください…。」
「久々にさ、ケーキ屋の制服持ってこれる?」
「ほんと、好きですよね…。あれ…。」
「うん…。めっちゃ興奮する。」
「まあ…いいですけど…。」
「それまで俺とのエッチ想像して、いっぱいオナニーしてね。」
「うん…。」
「ちゃんと報告してよ?」
「…わかってます…。」
「報告忘れたりしてない?」
「してないですよ…毎回ちゃんとしてます…。」
「そっか。えらいえらい。」
「ユウさん…戻りましょう。ほんとにばれちゃう。」
「あっち戻る前に、キスマークつけさせて…」
「えっ…ダメですよ…!」
「いいじゃん…。胸につけるから。」
「昨日したから裸見られてるもん…ついてたら気づかれちゃう…」
「うん、だからつけるんでしょ。」
「もー…ユウさん…!」
その辺で、ノンタンが俺を呼ぶ声が聞こえた。
焦ってトイレを流して出て、何食わぬ感じでノンタンのもとへ。
そして、普通にノンタンの片づけをお手伝い。
「モモちゃん長くない?」
「ユウさんが見てくれてたけど。」
「ユウ…絶対ちょっかいかけてるな…。」
「さすが鋭いね。モモと攻防戦してたよ。」
「やっぱり。エロバカ…あとで怒っとく。」
「ほんと、モモちゃんのことになったら変に気が利くんだから。」
「モモもユウさんには弱いからなぁ。」
「ほんとにね。って、まだ嫉妬する…?」
「めっちゃするよ。でも、ノンタンが居るし。」
「そっか…。へへ…。」
ノンタンがにやっと笑う。
「モモちゃんは、ユウにメロメロだけど、ユウは太郎くんには勝てないもんね…。」
「そう?」
「結婚生活はやっぱ太郎君の方がいいって言ってたし…。」
「そっか。でも、エッチが負けてるみたいな感じだね…。」
「そう?私は太郎君のエッチの方が好きだよ。」
「はは、だったらいいかな。」
さっきの盗み聞きがあってちょっとムラムラしていたので、
思わず、ノンタンを後ろから抱きしめる。
「こら…!」
「だって…お盆休み消化不良だったし…」
「ははは…そだね…。ごめんね…。」
ノンタンが洗い物をしていた手を止めて、手を拭いて俺にぎゅってしがみついて、
俺の胸のシャツに顔を擦りながらほっと息をついた。
「できなくて辛かったの私のほうも同じだし…。」
「そうなの?」
「大好きだもん。」
「でた、浮気発言…!」
「開き直ってみた。」
ははは…ってノンタンが笑っていて、それがめっちゃかわいかった。
思わずキスをしてしまう。
「来週のエッチは、いじめてほしいなー。とか言ってみたり。」
「うん…いいよ。どういうのがいいの?」
「えー…私の口から言わせないでよ…。」
「ははは、そうだね。ごめんごめん。」
「一人でしちゃダメだよ…」
「そうだね。溜めとく!」
「…できれば…モモちゃんとも…。」
「まあ、善処します。最近多いからどうかなぁ…。」
「そっか…うー…いいなぁ…。モモちゃん。」
「なんで?」
「ほんとの旦那さんだから、エッチするのが自然でしょ。」
「まあね。」
「なんとなく、嫉妬…。」
「なんじゃそりゃ。」
「ははは…わすれて!」
ノンタンとちょっとの間、ねっとりとキスをする。
「ずっとこうしてたいなぁ…」
「こら。二人戻ってくるよ。」
そういってノンタンから離れると、また片づけに戻った。
そのあと、もうちょっと経ってからモモとユウさんが戻ってきた。
「ユウ!変な事してたの知ってるんだからね!」
「ばれたか…。」
「モモちゃんごめんね、ほんとセクハラ野郎だから…。」
「い…いえ…。全然大丈夫です…。」
モモが色っぽい、汗ばんだ感じの表情だったような気がする。
「あれ、モモちゃんタイツは?」
「ネイルでひっかけて破けたので脱ぎました…。」
「そっか。でもタイツないとパンツ見えるでしょ。私の新しいのあげるよ。」
「ほんとですか…?じゃあ、甘えちゃいます…。」
「太郎くんも、帰り気が気じゃないだろうしね。」
ノンタンが悪びれた感じなく俺に振ってくる。
「セクシーな子だったら見たいと思うだろうけど、モモだとどうかな?」
「あー、ひどい…!」
「いやいや、太郎君は奥さんだから麻痺してるんだって。普通はほっとかないよ。」
「ユウさんやさしい…。ユウさんならいくらでも見ていいですよ?」冗談っぽく言うモモ。
「あれ、旦那の俺は?」
「どうせ私はセクシーじゃないから見なくていいじゃん!」
そんなやり取りで、みんなで笑っていた。
で、そのあとみんなで本格的に旅行地を決めたりしてその日は終わった。
いつも通り、モモとノンタンが二人で料理作って、
みんなでいつもみたいにお酒も飲みつつ盛り上がった。
そこで、ノンタンが「また久しぶりに温泉でもいく?」と言い出した。
満場一致で賛成して、どこがいいかとか、どういうもの食べたいかで盛り上がった。
それから、ノンタンがパソコン持ってきて、それ見ながら、旅館とか観光地とか
みんなであれこれ言いながら探していた。
その途中モモがワンピースにワインを数滴こぼして、焦って洗面所に走って行った。
するとノンタンが「ユウ、洗濯機の横のシミ取り渡してあげて!」ってユウさんを派遣。
ちょうどいいタイミングだからと、自分もお手洗いを借りることにした。
トイレに向かう途中、ユウさんの声で「大丈夫?」って聞こえた。
モモが「小さいし、目立たない場所だから…」と返答していた。
そして、そのままトイレに入って用を足そうとしたら、
「こら…ユウさん。」
ってモモの声が聞こえた。
自分の存在を気づかれないように、洗面所の方に神経を研ぎ澄ます。
「どこ触ってるんですか…?」
「ごめん、ワンピース上げてるから、太ももがきわどくてムラムラしてきた。」
「ひどい…。こっちは必死でシミ取りしてるのに…。」
「てか、今日のメイク、いつもと違ってめっちゃかわいい…。」
「あ…気付いてくれてたんですね。ちょっと変えただけなのに…。」
「当たり前じゃん。どれだけモモちゃんのこと見てると思ってるの。」
「太郎君は、私が聞いても気付いてくれなかったですけどね…」
「そっか…。いやまあ、男は気づかないよ、普通は。」
「ふふ、ユウさんがすごいのか。」
「モモちゃんに対してだけだけどね…。」
「またそういうこと言う…。」
「愛の大きさの違いかもね。」
「…もう…そういうのいいですよ…。」
軽く流した感じだけど、声色がご機嫌な感じのモモ。
デレデレして喜んでるのかと思うと、胸がギュッとなる。
「パンツ見たいな…。」
「でた…。エロユウ。」
「そんなの前から知ってるじゃん。ほら、捲ってみせて?」
「だめですって…。」
「いいじゃん。ちょっとだけでいいから。」
「もー。いつも強引で困ってます…。」
モモがちょっとあきれ声。
「もう…ちらっとですよ…」
そのあとすぐにユウさんが「おっ…。」って声。
「タイツ越しってのもエロいなぁ…。」
「ちょっと…近いですよ…。」
「透け具合が絶妙…。ナイスチョイス。」
「そんなとこ考えませんから…。」
「匂い嗅いでいい?」
「こら、完全におじさんですよ…。」
「エロいの穿いてるんだね…」
「いちいち言わないの…。」
「普段もちゃんとこういうの穿いてくれてるんだ。」
「…べつに…。」
「普段も俺好みにしてくれてるんだね。うれしい。」
「もう…いいじゃないですか…。」
「もしかして、メイクも?」
「ちょっと濃いめの方が好きっていってたし…。」
「やっぱモモちゃん最高…。」
「もう…離れて…。今日はそういう日じゃないから…。」
「…ブラどんな感じだっけ?」
「ブラは普通です…。エッチなのは下だけ…。」
「どんなだっけ…見せて?」
「えー…。」
「ちらっとでいいから。」
「あー…。そんな顔されたら断れないじゃないですか…。」
ワンピースの裾を下から、胸が出るまで、
大きく捲り上げてる姿を想像する。
「おー…キャミもセットのやつか!」
「うん…」
「可愛い…。透けてんのエロいなぁ…。ほら、ブラ見せて?」
「ん…」
「いや、結構エロいじゃん…。」
「そうかな…まじまじとみないで…。」
「もうちょっと。」
「こら…。乳首はだめ!」
「あれだけいじめてるのに色も形も綺麗だよねほんと。」
「んっ…こら…。」
すると、ごそごそっと音がする。
「だめ…ユウさん…手解いて…」
「まだ。もうちょっとだけ…。」
「怪しまれちゃうから…。」
どういう状態かはわからなかったけど、ユウさんがモモを抱きしめているのを想像した。
「そういえばありがとね…。」
「え?」
「お盆明け電話してくれて。」
「ああ…。ううん…こちらこそ急だったのに。」
「お盆は毎日ずっとしゃべってたのに、それでも話尽きなかったね。」
「ふふ…うん。」
「電話ではエロ話できるようになったんだから、ラインでもね。」
「えー…。なんか…やだ…。」
「ほんと、普通の日に戻るとさばさばしてるよねー。」
「もちろんです!」
二人はそういっているけど、初めの方に比べたら、
普通の時でもユウさんに甘々な感じはする。
「ねえ、キスしよ…」
「だめ…これ以上はバレるから…。」
「電話でもしたい言ってたじゃん…」
「そういうことはちゃんと覚えてますよね…ほんと…」
そこから、ちょっと静かになったな、と思ったら、
静かに、ぴちゃぴちゃと水音が漏れてきていた。
「なんか興奮する…。」
「もう…やめにしましょうよ…」
「まだ。もうちょっと。」
「ああ…ん…」
すると、またキスの音。
モモの「ん…」って声が小さく聞こえてきた。
「なんか…浮気エッチみたいな感じ…」
「はぁぁ…これ…だめ…」
「浮気エッチ大好きだもんね…」
「そんなこと…。お願い…ストップ…。」
「あれ、キス嫌いになった?」
「そんなことあるわけないじゃないですか…。」
「隠れてやるだけでこんなに興奮するんだね…。」
「だから…やめましょう…。」
「クセになりそうだね…。」
「はぁぁ…。うん…。」
「エロい顔して…。浮気が板についてきたね。」
「ばか。」
「かわいい…。」
ちゅ、ちゅって何度もキスの音。
「パンツまでしみてるよ…。」
「言わないで…」
「早くモモちゃんのここに入れたい…。」
「だめ…ですよ…。」
「わかってるよ…。でも、モモちゃんは欲しくないの?」
「…。」
「にらまなくてもいいじゃん…。」
「そりゃ欲しいですよ…。でも今日はダメ…。」
「欲しいんだ…。立派な浮気妻だね。」
「…ひどい…言わせておいて…。」
「今度の土日はちゃんと交換の日だし、いっぱいしようね?」
「まあ、浮気じゃない日なら…。いっぱい…してください…。」
「久々にさ、ケーキ屋の制服持ってこれる?」
「ほんと、好きですよね…。あれ…。」
「うん…。めっちゃ興奮する。」
「まあ…いいですけど…。」
「それまで俺とのエッチ想像して、いっぱいオナニーしてね。」
「うん…。」
「ちゃんと報告してよ?」
「…わかってます…。」
「報告忘れたりしてない?」
「してないですよ…毎回ちゃんとしてます…。」
「そっか。えらいえらい。」
「ユウさん…戻りましょう。ほんとにばれちゃう。」
「あっち戻る前に、キスマークつけさせて…」
「えっ…ダメですよ…!」
「いいじゃん…。胸につけるから。」
「昨日したから裸見られてるもん…ついてたら気づかれちゃう…」
「うん、だからつけるんでしょ。」
「もー…ユウさん…!」
その辺で、ノンタンが俺を呼ぶ声が聞こえた。
焦ってトイレを流して出て、何食わぬ感じでノンタンのもとへ。
そして、普通にノンタンの片づけをお手伝い。
「モモちゃん長くない?」
「ユウさんが見てくれてたけど。」
「ユウ…絶対ちょっかいかけてるな…。」
「さすが鋭いね。モモと攻防戦してたよ。」
「やっぱり。エロバカ…あとで怒っとく。」
「ほんと、モモちゃんのことになったら変に気が利くんだから。」
「モモもユウさんには弱いからなぁ。」
「ほんとにね。って、まだ嫉妬する…?」
「めっちゃするよ。でも、ノンタンが居るし。」
「そっか…。へへ…。」
ノンタンがにやっと笑う。
「モモちゃんは、ユウにメロメロだけど、ユウは太郎くんには勝てないもんね…。」
「そう?」
「結婚生活はやっぱ太郎君の方がいいって言ってたし…。」
「そっか。でも、エッチが負けてるみたいな感じだね…。」
「そう?私は太郎君のエッチの方が好きだよ。」
「はは、だったらいいかな。」
さっきの盗み聞きがあってちょっとムラムラしていたので、
思わず、ノンタンを後ろから抱きしめる。
「こら…!」
「だって…お盆休み消化不良だったし…」
「ははは…そだね…。ごめんね…。」
ノンタンが洗い物をしていた手を止めて、手を拭いて俺にぎゅってしがみついて、
俺の胸のシャツに顔を擦りながらほっと息をついた。
「できなくて辛かったの私のほうも同じだし…。」
「そうなの?」
「大好きだもん。」
「でた、浮気発言…!」
「開き直ってみた。」
ははは…ってノンタンが笑っていて、それがめっちゃかわいかった。
思わずキスをしてしまう。
「来週のエッチは、いじめてほしいなー。とか言ってみたり。」
「うん…いいよ。どういうのがいいの?」
「えー…私の口から言わせないでよ…。」
「ははは、そうだね。ごめんごめん。」
「一人でしちゃダメだよ…」
「そうだね。溜めとく!」
「…できれば…モモちゃんとも…。」
「まあ、善処します。最近多いからどうかなぁ…。」
「そっか…うー…いいなぁ…。モモちゃん。」
「なんで?」
「ほんとの旦那さんだから、エッチするのが自然でしょ。」
「まあね。」
「なんとなく、嫉妬…。」
「なんじゃそりゃ。」
「ははは…わすれて!」
ノンタンとちょっとの間、ねっとりとキスをする。
「ずっとこうしてたいなぁ…」
「こら。二人戻ってくるよ。」
そういってノンタンから離れると、また片づけに戻った。
そのあと、もうちょっと経ってからモモとユウさんが戻ってきた。
「ユウ!変な事してたの知ってるんだからね!」
「ばれたか…。」
「モモちゃんごめんね、ほんとセクハラ野郎だから…。」
「い…いえ…。全然大丈夫です…。」
モモが色っぽい、汗ばんだ感じの表情だったような気がする。
「あれ、モモちゃんタイツは?」
「ネイルでひっかけて破けたので脱ぎました…。」
「そっか。でもタイツないとパンツ見えるでしょ。私の新しいのあげるよ。」
「ほんとですか…?じゃあ、甘えちゃいます…。」
「太郎くんも、帰り気が気じゃないだろうしね。」
ノンタンが悪びれた感じなく俺に振ってくる。
「セクシーな子だったら見たいと思うだろうけど、モモだとどうかな?」
「あー、ひどい…!」
「いやいや、太郎君は奥さんだから麻痺してるんだって。普通はほっとかないよ。」
「ユウさんやさしい…。ユウさんならいくらでも見ていいですよ?」冗談っぽく言うモモ。
「あれ、旦那の俺は?」
「どうせ私はセクシーじゃないから見なくていいじゃん!」
そんなやり取りで、みんなで笑っていた。
で、そのあとみんなで本格的に旅行地を決めたりしてその日は終わった。
No title
この時こそ目の前で交換でやったのかな。
次楽しみに待ってます。
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ノンタン好きなんだよねぇ♪
太郎とのイチャイチャはユウさんとの関係の罪悪感の裏返し「だけ」だよね。
次の更新楽しみに待ってます。
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やっぱりモモいいわー。早く温泉でユウさんにガチハメされてほしい!
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